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    ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団の公演をデッセルドルフまで見に行く。デッセルドルフに2泊し、2作品をみた。約10年ぶりくらいにこのカンパニーを見に行った。ピナが亡くなってから見に行くのは初めてだ。20代の頃に『緑の大地』という作品をみにいき、客席でぽとぽとと涙した。それ以来カンパニーが来日したら必ず見に行っていた。海外でピナのカンパニーを見るのは初めてだった。期待に思いを膨らまし、ではなく、ふらっーと、たまたま見に行った。感想は一言にいうと、優しく今を受け入れてくれる。母的に包んでくれる。ダンサーは女性が目立つ。その中でも、

    インド人のダンサーにものすごく惹かれた。彼女には嘘が無くて、すごく自然で全ての動きに意味と愛情を感じる。太陽の光を浴びているみたいな、何にも

    縛られてない彼女の踊りをしていた。彼女はインド古典舞踊のスペシャリストらしい。

    そして、ピナは古典になったんだなという印象。とてもいい意味で。ピナと長年クリエーションをしてきた、歳を経たダンサーがカンパニー引っ張っていって、若いダンサーにピナイズムを伝えいるのだろう。

    これからは大切に純度を保ちながら維持されていくのだろう。又見たいな、素直にそう思う。

    カーテンコールでは泣きそうになった。客席のドイツ人が彼らを誇りに感じて心から拍手をしていて、

    ダンサーたちもそれに応える。そして、その先にはピナがいるんだよね。誰もがそれを感じて、ピナにありがとうを言っている。

    そして、悲しい表情を浮かべるダンサーもいる。おのおのの思いがカーテンコールにあらわれてる。ちなみに、終止インド人のシャンタラさんはにっこにっこだった。

    からの、日本食三昧。ハーゲンから友達が来て共に居酒屋で串焼きを頂く。おいしい物を食べ過ぎて口内炎ができました。

    からの、アーヘンの温泉へ。ゆるゆるになりながら、そして旅の締めの食は、ケバブ。

    遅い時間の電車待ちには、ケバブを食べる。ヨーロッパの鉄則か。

    デッセルドルフには日本人が沢山住んでいるから、劇場に日本人のお客さんが多いと思ったが、ほとんどいなかったことにすこし驚いた。

     

     

    2013 11 20
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